【徹底比較】WEB小説、どこで投稿するのがおススメ?

ネットの発達した今の時代では、自作の小説を手軽に投稿サイトで発表することができます

ネットのなかった時代では新人賞を受賞するか自費出版するかくらいしか自作発表の手段がなかったことを考えると、恵まれた時代であるといえるでしょう。

投稿サイトの数も、ネット黎明期から相当数増えたと感じます。

しかしそのことで逆に、どのサイトに投稿しようか悩んでしまう人も少なくないでしょう。

ここでは色々な投稿サイトを使った経験のある僕が、各サイトの特色、長所短所を簡潔に述べていこうと思います。

選択肢を増やしすぎて迷わないよう、有名どころのみに絞って紹介していきます。


有名な小説サイト一覧

小説家になろう

WEB小説と言ったらなろう、なろうといったらWEB小説と言っていいほど王道の小説投稿サイトです。

WEB小説サイトの中でもかなりの老舗であるため、とにかく人が多いのも特徴。

『読み手の好みがいわゆる異世界ものに偏っている』『異世界もの以外は読まれない』という意見もあり、確かに異世界ものと他ジャンルに人気の偏りがあるのも事実です。ランキングを見ても異世界ものが上位を占めているのはすぐにわかるでしょう。

しかし読み手の絶対数が他サイトよりも多く、どんなジャンルの作品であっても一定数の読者に見てもらえるので、非異世界ものの作品を投稿する際に不安を抱く必要はないでしょう。

身もふたもない事を言いますが、迷ったらなろうで間違いないと思います。

ただ、二次小説は基本的に禁止という部分にだけは注意が必要です。

長所

・とにかく読み手が多い

・異世界ものを書けば素人でも多くの人に見てもらえる

・異世界ものじゃなくても一定数の人に見てもらえる

・人気作になれば書籍化もある

短所

・異世界ものとそれ以外のジャンル間の人気差が激しい

・人が多い分感想に誹謗中傷を書く輩も多い

・二次小説は基本的に禁止(規約の条件を満たせば可)

小説家になろう

カクヨム

KADOKAWAとはてなが共同で立ち上げたWEB小説サイト。

企業主体で生まれたサイトのためコンテストも多く、良い作品には各出版社の編集部からお声がかかることも……?

また、カドカワグループ傘下の出版社の一部作品で二次小説が『公式に』許されているのもポイントですね。

ハルヒやオバロ、このすば、ゼロ使、けものフレンズ等のそうそうたる顔ぶれがズラリ。

ただなろうほど読み手がいるわけではなく、関係者もセルフプロデュース力を持った作者を求めている節があるため、ただ投稿するだけで有名になるのは難しいです。ただ読んで貰えればいいというスタンスであれば問題はないですが、そうでないのならツイッター等の外部から自力で読み手を連れてくる努力が求められます。

長所

・コンテストなどを沢山開催している

・公式のお許しを得て二次創作ができる

・感想を書き込ませない設定にできる

・純文学やSFなどのお堅いジャンルにも一定の需要がある

短所

・なろうほどは読まれない

・有名になるにはセルフプロデュース力が求められる

カクヨム

エブリスタ

携帯小説向けの投稿サイト。一時期流行った恋空とかのアレです。

携帯やスマホで読むことを念頭に置く必要があるため、他サイトに比べて独特な空白や改行の使い方になれる必要があります。

あくまで体感ですが、携帯小説自体が女性向けのジャンルであったためか、利用者(読み手・書き手共に)女性向けなサイトであるような気はします。

完全に余談ですが、僕はここで東方の二次小説を書いていて突然強制非公開にさせられました。

東方は原作者が二次小説を(商業にならない限り)認めている作品であるにも関わらず、です。

その旨を先方にも伝えたのですが、結果は変わらず。

かなり前の話なので今どうなっているかは知りませんが、二次創作をやる人はその辺り確認しておいた方がよいかも知れません。

長所

・恋愛など若い子向けの話がよく読まれる

短所

・空白や改行のルールに慣れが必要

・硬いジャンルには弱い

エブリスタ

作家でごはん

このサイトは『ガチで作家になること』を目的とした投稿サイトであるため、他のサイトとは少々趣向が異なります。

本気で新人賞を受けたい人のコミュニケーションサイトという側面が強く、集まっている人たちは皆、どうすれば自作をより面白くできるかを追い求めるハングリー精神溢れる書き手ばかりです。

そのため、誰かに読んで貰いたいだけのために投稿するという人には恐らく合わないでしょう。

長所

・忌憚のない感想を貰え、改善点を指摘してもらえる

・ある程度小説慣れした読み手の意見が得られる

短所

・自分の文才のなさを痛感させられる

・趣味で投稿する場所ではない

作家でごはん

ハーメルン

ハーメルンの特徴は、兎にも角にも二次創作が可能であることに集約される。

しかし許可されているというわけではなく、あくまで禁止していないというだけの話なので、作品の権利者に訴えられるリスクが0ではないことを念頭に置こう。

(2017年10月現在、二次創作それ自体が原因で訴訟になった例を僕は知らないが)

余談であるが僕の周辺では『オリジナル作品はなろう、二次創作はハーメルン』と使い分けている作者が多いように思える。

長所

・二次創作が基本的に禁止されていない(許可されているわけではない)

・なろうと似たジャンルの作品が強い

短所

・なろうと同様硬いジャンルには弱い

ハーメルン

結論

まとめると、

ガチで作家を目指すなら作家でごはん

カドカワグループ出版作品の二次小説が書きたいならカクヨム

それ以外の二次小説を書きたいならハーメルン

女性向けの話が書け、独自の空白、改行文化を受け入れられるならエブリスタ

スタンスがよく決まっていないならなろう

というのが僕のおススメするWEB投稿サイトの選び方です。

また、サイトはこの他にもいろいろあります。pixivなんかはここに加えてもよかったと思っているので、時間のある時に加筆しようかと思っております。

ともあれ重要なのは、自分に合ったサイトを選ぶことです。

多くのサイトでは他のサイトにも同作を投稿することを認めておりますので、迷ったら二つ以上のサイトを試して様子を見るのも手です。実際に使わないとわからない操作感などもありますしね。

それでは、よい執筆ライフを!

コメント

  1. 桜井正 より:

    私は「紀ノ国屋文左衛門」青春伝という作品を、三サイトに掲載しています。
    エプリスタ次にアルファポリス、最終に小説家になろうです。それは文章がいまいちなので、挿し絵を多く入れたかったのです。